カブトムシによる樹皮の削り取り行動(33.0MB, 00:04:55)撮影日:2004/07/12 撮影場所:京都大学フィールド科学教育研究センター 里域ステーション 上賀茂試験地 | ||
種類 カブトムシ Trypoxylus dichotomus septentrionalis キーワード | ||
本郷儀人 (Yoshihito Hongo) 2006/04/19登録 |
動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >鞘翅目 >コガネムシ科 >Trypoxylus >もしくは 動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >鞘翅目 >コガネムシ科 >カブトムシ属 >
全く樹液の滲出していない無傷のシマトネリコの樹皮を,クリぺウス(頭部にある小さな突起)を使って削るカブトムシ.この行動の結果,樹皮が削られその傷跡から一時的に樹液が滲出し,それをカブトムシが吸汁する.通常カブトムシは,クヌギやコナラ,ミズナラなどにみられる穿孔性昆虫による傷跡から滲出する樹液に集まる.しかしながら,これはおそらく,カブトムシが他の昆虫の活動なしに樹液を得ることが出来ることを示す初めての映像である.
Yoshihito Hongo
Bark-carving behavior of the Japanese horned beetle Trypoxylus dichotomus septentrionalis (Coleoptera: Scarabaeidae). J. Ethol. DOI 10.1007/s10164-006-0202-x
(データ番号:momo050525td01a)
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