サムライコマユバチに操作されボディーガードとして振る舞うマイマイガ幼虫
(37.3MB, 00:01:10)撮影日:2014/06/01
撮影場所:神戸大学
髙須賀圭三
(Keizo Takasuka)
2014/07/03登録
種類:サムライコマユバチ,
unidentified Microgastrinae species
キーワード:寄生 寄主操作
動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >膜翅目 >コマユバチ科 >不明 >
ソメイヨシノの葉上に、寄主であるマイマイガから脱出、まゆを形成した多数のサムライコマユバチがいました。
マイマイガはまゆから離れようとせず、撮影者が行う物理的な刺激に対し、激しく首を振って応戦しました。これはハチの蛹を狙う天敵生物(二次寄生蜂や捕食者)を撃退する効果があると考えられますが、この系に関しては不明です。
この後、多数のハチがまゆから羽脱し、マイマイガは羽脱後もしばらく存命でしたが、ほどなく死に絶えました。