*ムラタヒゲナガハリバエの産卵と寄主の防衛

(17.3MB, 00:00:35)
撮影日:2002/04/19
撮影場所:福岡県福岡市六本松


一木良子
(Ryoko ICHIKI)
2006/12/09登録

種類:ムラタヒゲナガハリバエ, Bessa parallela
キーワード:ヤドリバエ 捕食寄生者 産卵行動 ミノウスバ


動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >双翅目 >ヤドリバエ科 >Bessa属 >


ヤドリバエの一種であるムラタヒゲナガハリバエは、鱗翅目幼虫に内部寄生を行います。これは、蛹化場所を探して地面をワンダリングするミノウスバの幼虫に、雌のハエが産卵しているところです。寄主幼虫の動きに反応してハエは寄主に近づき、頭部の近くに白い卵を産み付けます。寄主幼虫は身をよじらせてハエの卵を噛み砕こうとしますが、頭部近くに産まれた卵には寄主の口器は届きません。

Ichiki R, S. Nakamura, K. Takasu and H. Shima. 2006. Oviposition behavior of the parasitoid fly, Bessa parallela (Meigen) (Diptera: Tachinidae), in the field. Appl. Entomol. Zool. 41: 659-665. [DOI:10.1303/aez.2006.659]

(データ番号:momo061207bp01a)

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