ウミネコのヒナのくちばしつつき行動:模型を使った実験3(ペンシル)
(15.8MB, 00:00:30)撮影日:2006/06
撮影場所:青森県八戸市
柴田佳秀、佐久間文男、富田直樹、MOMO委員会
(Yoshihide Shibata, Fumio Sakuma, Naoki Tomita, MOMO committee)
2007/06/19登録
種類:ウミネコ,
Larus crassirostris
キーワード:信号刺激 給餌 子育て
動物界 >脊索動物門 >鳥綱 >チドリ目 >カモメ科 >カモメ属 >
もしくは動物界 >脊索動物門 >鳥綱 >チドリ目 >カモメ科 >Larus属 >
セグロカモメに関するティンバーゲンの有名な実験をウミネコで再現した。ここで提示している模型はただの鉛筆状の物体である。くちばしつつき行動を引き出すことはできなかったが、くちばしに本物と似た模様(黒と赤)のある模型に対しては、くちばしを開ける行動を示している。模型の黒と赤の順番は本物とは逆になっており、それが影響しているのかもしれない。
参考文献
N.ティンバーゲン「セグロカモメの世界」安部直哉・斎藤隆史訳 新思索社
成田憙一・成田章「ウミネコ観察記」木村書店
なお、この実験はヒナの捕獲許可を受けて行っており、ヒナは実験後もとの巣へ戻され、問題なく受け入れられました。